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番組HPより)
大阪市内から北へ30キロほどの大阪府能勢町。大阪近郊の里山で多様な命の営みを見つめる。
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初夏、大阪府能勢町の里山に息づく生きものたちを見つめた回です。
能勢町には、棚田と集落、その周りを取り囲む雑木林があり、昔ながらの里山の景観が残されているということです。
雑木林では多様なチョウが舞い、ヒロオビミドリシジミという限られた地域にしか生息していないチョウも見られて、貴重なチョウの楽園になっていました。
また集落の一角には、樹齢千年を超える巨大なケヤキがありました。
国の天然記念物に指定されている西日本最大のケヤキで、地域の人々は昔からあがめてきたご神木ということです。このケヤキの木では、フクロウの仲間アオバズクが、繁殖のため東南アジアから毎年この木に飛来して子育てをしていて、ヒナたちがすくすくと育つ様子が見られて微笑ましかったです。