NHKさわやか自然百景「伊豆半島 富戸の海」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
伊豆半島東海岸の静岡県伊東市富戸(ふと)。火山噴火の溶岩が海に達し、海底には荒々しい岩場と砂地が入り組むように広がる。そこは海の生きものたちの楽園。命が躍動する富戸の海を訪ねる。

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春から夏、伊豆半島の東海岸、静岡県伊東市の富戸の海に息づく生きものたちを見つめた回です。

断崖が続く城ケ崎海岸の一角に富戸港があり、ダイビングスポットになっているということです。海の中は溶岩でできた岩場と砂地が入り組むように広がっていて、海の楽園だそうで、奇妙な姿をした魚など、さまざまな生きものが見られました。

岩場では、トラウツボ、コゲギンポなどが岩のすき間から顔を出していましたが、生きものたちの格好のすみかになっているということです。

砂地では、海底を胸ヒレでゆっくり移動するボウボウや、大きさ1センチほどの可愛いフサゲツヤドカリなどが見られて、富戸の変化に富んだ環境が多様な生きものが育んでいました。

夏、繁殖の季節を迎えると、多くの生きものたちが産卵して卵を育てる様子が見られました。スジオテンジクダイのペアは、メスが産んだ卵を、すぐにオスが口でキャッチ。オスはふ化するまで口の中で世話をしようとして、懸命に命をつなぐ姿がありました。
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