(番組HPより)
海に突き出た佐多岬半島にある伊方町は風の強い町だ。みかん畑は壁の様な生け垣に囲まれ迷宮の様な世界を作っている。そこは野鳥やタヌキ等が集まり空にはタカも飛来する。
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愛媛県西部の佐田岬半島にある里山を見つめた回です。
佐田岬半島は、海に突き出た日本一細長い半島で、さえぎるものがないため一年中強い風が吹きつけるそうです。集落の至るところに石垣があり、強い風から守っているそうです。
また、特産のみかん畑にも、杉の木などでできた防風垣が張り巡らされ、みかんの木を強い風から守っているということです。その防風垣の緑の壁が、迷路のような独特の景観を作り出していました。
防風垣に囲まれた畑の中は、風が穏やかなため、モズやジョウビタキなどの野鳥が集まり、また日が落ちると、タヌキやイノシシが時々やって来て、にぎやかで生きものたちの拠り所になっている場所でした。