NHK 3分ドキュメンタリー

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
NHKの名作ドキュメンタリー珠玉のシーンを「3分」に抽出。
ドキュメンタリー・ラバーが鑑賞し熱く語り合う。

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これまで放送されたドキュメンタリーから選りすぐった番組を、3分に抽出して紹介した回です。

知床のヒグマと老漁師、アマゾンに暮らすイゾラドと呼ばれる先住民、徳島県警のリーゼント刑事、映画監督の庵野秀明さんなど、バラエティに富んだ作品から3分だけ抽出して放送があり、それに対してゲストたちが熱く語り合って面白かったです。

その中で、「記憶障害 毎朝 記憶を失う男」が、15年前に心筋梗塞になり、その後遺症で毎朝起きると記憶の大半を失っている56歳の男性の話で、毎朝、自分が誰なのか免許証の拡大コピーを見て確認しているという、映画や小説の世界のようなお話で印象的でした。

記憶障害のため定職に就くこともできず、普通の暮らしが難しい中、
男性は「見慣れているはずの景色が初めて見たように感動することに気づいて、たとえ消えるとしても多くの景色や人に触れたいと思うようになった」と言って、前向きに生きられているのが素敵でした。
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