(番組HPより)
深い緑に覆われた沖縄県・西表島。その森の間を縫うように流れる浦内川は生き物たちの宝庫だ。夏、亜熱帯の水辺で繰り広げられる命の営みを見つめる。
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沖縄・西表島を流れる浦内川に息づく生きものたちを見つめた回です。
沖縄最長の川で、河口から10キロ以上にわたり海水と淡水が混じる汽水域が広がるなど、多様な環境が様々な生きものを育み、魚の種類は400種以上で日本一の多さということです。
その汽水域では、汽水域では珍しいというイシダイなどの海の魚や、淡水にも適応できるように進化した希少な魚など、多様な魚が見られました。
植物では、サガリバナという花が印象的でした。
この花の命はたった一晩で、夏の満月の夜に花開いて、受粉を終えると夜明けとともに花を落とすそうで、その落ちた花が無数に川面に浮かんで、はかなくも美しい光景でした。