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番組HPより)
阪急電鉄の創業者・小林一三(こばやしいちぞう)は大正・昭和、そして平成へと続く「日本社会の基盤」を作った人物。
現代につながる日本人の生活スタイルを創造する。
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大正・昭和に多くの事業を手掛け、日本人のライフスタイルをつくったとも言われる稀代の実業家・小林一三さんの生涯を振り返った番組です。
十数年勤めていた銀行では落ちこぼれサラリーマンだったそうですが、脱サラして、鉄道、百貨店、歌劇、映画などさまざまな事業を成功させたそうです。
手がけたものには、日本一、日本初、世界初といった言葉がたくさん出てきて、その発想の豊かさには、もともと小説を書くのが好きで、小説家のような想像力にあるということでした。
不景気で貧しい人が多かった時代、百貨店の食堂で、ライスだけを注文しようとするお客に対する小林さんの行動が、人々に寄り添おうとする小林さんの人柄を現す良いエピソードでした。