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番組HPより)
ゲームにアニメに展覧会と人気が続く刀剣の歴史を一刀両断!古代の刀の科学調査を独占取材。ふなっしー探偵が、妖刀村正伝説の真相に迫る!個性豊かな名刀が続々登場!
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日本の刀剣の歴史を振り返った回です。
日本刀が作られるようになったのは平安時代以降で、それ以前の古代の時代にも刀があり、その古代の刀の一つが、蕨手刀(わらびてとう)という刀だそうです。
群馬の神社に保管されていた蕨手刀は、日本刀より短く幅広のもので、1300年前の奈良時代のものとは思えないきれいな保存状態の美しい刀でした。
この蕨手刀は、山刀やナイフのように道具として使われていたということです。こうした刀はやがて戦いのための武器へと変貌していったということです。
日本刀では、妖刀村正伝説の真相に迫りました。ふなっしーが探偵として調査したのですが、日本刀の愛好家で刀に詳しくて驚きました。
妖刀村正伝説は、徳川家康の祖父や父が襲われたときの刀が村正だったとされ、また家康の息子が切腹したときの刀も村正とされ、家康自身も村正でけがをしたとされ、それは村正のたたりによるものという伝説でした。
これらの事件に使われたのが村正だったかどうかは定かではありませんが、この噂が広まるのを黙認し、この伝説を自らの権威を高めることに利用した黒幕がいて、それがのちのあの将軍だったという話で、その将軍のしたたかさを感じました。