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番組HPより)
今回の舞台は、大分県竹田市。お城ファンがうなる岡城跡の石垣から古い街中へ。元銭湯だったカフェは昭和の雰囲気満点!
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古民家カフェ巡りをしている主人公が、大分県竹田市にあるカフェを訪れた回です。
かつて岡城があり、その城下町にカフェがありました。
城下町は、石畳の道に白しっくいの壁の建物が並ぶ歴史を感じる町並みで、カフェも同じ白漆喰の壁で、町並みに溶け込むように立っていました。
主人公が店の中に入ってみると、カフェスペースに湯舟があったり蛇口があったりするのを見つけ、この建物が元は銭湯だったことに気づきます。
湯舟の中にテーブルを置いて、白タイルの壁や蛇口や桶がそのまま残されていて、当時の銭湯の雰囲気が漂っていました。
店主の女性にお話をうかがうと、昭和35年に銭湯として建てられた建物で、老朽化して解体されようとしていたところ、店主の夫が建物を保存するために市に協力を求め、建物は登録有形文化財として保存され、カフェになったということです。
これを契機に、町では古い建物を残そうという機運が高まり、現在、国の登録有形文化財は16棟になったそうで、まさにタイトルのとおり、城下町再生のきっかけとなったカフェでした。