NHKヒューマニエンス「“脂肪” 人類を導くパートナー」

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番組HPより)
ヒトの大きな特徴、それは「脂肪」の多さだ。チンパンジーの体脂肪率は8%、ブタは16%。それに比べ、ヒトは黒毛和牛の30%に近い存在だ。このヒトの脂肪をため込む力は、進化の才能だという。

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脂肪がテーマの回です。
脂肪は人間が生きていく上で大きな役割を担っているということです。

ヒトは、一般にチンパンジーなど他の野生動物に比べて体脂肪率が高く、たくさんの脂肪をため込めることが人間の持つ能力だということです。

では、ヒトはなぜ脂肪をため込もうとするのか?
有力な説として、ヒトが体重に比して巨大な脳を持つように進化した動物で、脳が必要とする大量のエネルギーをまかなうために、脂肪をたくさんつける方向に進化したというふうに考えられるそうです。

脂肪は、皮下脂肪と内臓脂肪に分けられ、皮下脂肪は長期的にエネルギーを蓄える場所であるのに対して、内臓脂肪は健康には害がありますが素早くエネルギーに転換できるため、短期的な貯蔵に適しているそうで、大きな脳を活発に働かせることを優先するため、あえた内臓脂肪を蓄えたのではないかということでした。

また脂肪は、脳のためだけでなく、他にもさまざまな役割があるということで解説がありました。現代社会では健康に悪いイメージがありますが、脂肪の果たすいろいろな役割を知り、脂肪に対する見方が変わるところがありました。
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