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番組HPより)
放送技術研究所と放送博物館。NHKの2つの施設をタモリさんがブラブラ歩きながら「放送の歴史と未来」を解き明かす。
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東京都内にあるNHKの2つの施設を巡ってお題を解き明かした回です。放送技術研究所が未来、放送博物館が歴史に関係していました。
はじめの放送技術研究所は、名前のとおり放送の技術を研究している施設で、日本で唯一、世界でも珍しい研究所ということです。
建物内には、無響室というまったく響かない部屋などがあり、最先端の放送技術も紹介されました。その最先端の一つが、厚さ0.5ミリのフィルム状のテレビで、紙のようにペラペラなのに映像がちゃんと映っていて不思議な感覚でした。
もう一つの放送博物館では、展示してある品々を見ながら、日本の放送の歴史をたどりました。NHKの放送局が最初にあった場所がここで、ラジオ放送から始まったということです。二・二六事件をきっかけに、多くの人に情報を伝えるという役割をラジオが果たしていくようになり、その最大のものが終戦の玉音放送だったということです。
いろいろな古いテレビがずらりと並んだ部屋も案内され、タモリさんがとても懐かしそうにされて有意義な回だったようでした。