（番組HPより）
舞台はイタリア・ベネチア、仮面のカーニバル。中世の紳士淑女のような衣装、そして仮面、ベネチアが幻想のときを迎える。

－－－
２０１４年放送の再放送を視聴。
イタリア・ベネチアで毎年開かれるカーニバルの舞台裏から美しい瞬間を探した旅です。

有名なカーニバルですが、市が商業化を進めた結果、増える観光客、交通機関の麻痺、騒音の問題などで、もはや伝統的な祭りではなくなっていることに揺れているということです。地元住民に聞くと、多くの方が「カーニバルは嫌い」と答えて、深刻さをあらわしていました。

それでもカーニバルに思いを込める人たちがいて、番組では２人の女性を中心に、祭りの舞台裏を見つめました。２人の女性と和久田アナウンサーとの交流が素敵でした。

１人は地元の女性で、カーニバルに参加する市民を増やしていこうと地道に活動している方でした。カーニバルにこだわるのには、ある理由があり、祭りを大切にする彼女の思いに触れました。

もう１人は、祭りのためのドレス作りをしている女性で、訳あってカーニバルを直接見ることができなくても、ドレス作りを誇りに思いながら作業にいそしむ姿を映していました。裁縫が得意という和久田アナの手伝いもあってドレスは完成。そして、カーニバルが開幕し、最後に嬉しい出来事もあって感動的でした。