NHK 小さな旅「びわ湖の奥に隠れ里~滋賀県 菅浦~」

- 映画・テレビ鑑賞

番組HPより)
奥びわ湖の一角、湖と山との狭間に「隠れ里」として知られる滋賀県長浜市菅浦地区はあります。隠れ里で人生を紡ぐ人々の小さな物語です。

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びわ湖の北にある小さな集落、滋賀県長浜市の菅浦地区で暮らす人々に出会った旅です。

湖と山のはざ間にあり、昭和の中頃まで主な交通手段は船のみで「隠れ里」と呼ばれてきたそうです。村の入り口に結界の門があり、石垣に囲まれた家屋が立ち並んで、ひと昔前の時代のような素朴な雰囲気の静かな集落でした。

集落ではかつて、びわ湖名物の小ぶりなアユを獲る「沖すくい網漁」が盛んだったそうです。その漁は、船の先につけた網でショベルカーのようにアユをすくうという、びわ湖だけで行われている独特な漁法でした。
しかし、高度経済成長期に工場の排水などで水質が悪化し、アユが十分に獲れなくなり、今はこの集落の沖すくい網漁師は1人だけに。その方が、途絶えてしまうのは寂しいと、ひとり船を出して漁を続ける姿を伝えていました。
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