NHK日曜美術館「Be yourself 汝自身であれ 勅使川原三郎」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
ダンサーで振付家の勅使川原三郎。今年、ベネチア・ビエンナーレのダンス部門で金獅子賞を日本人として初受賞。独自のダンスメソッドに基づく独創的な身体表現は世界に衝撃を与え「新しいダンス言語」と評された。勅使川原の創作現場に半年にわたり密着する。

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再放送を視聴。
ダンサー、振付家、演出家の勅使川原三郎さん(69)の創作現場に密着した回です。

独自のダンスメソッドに基づく身体表現は、世界で評価されているそうです。ガラスの破片が散らばるステージで独特の動きで踊るなど、独創的なダンスで引きつけられるものがありました。

その表現の根底には、経験を通して培われた深い考えがあって、「見えないものこそが見えるもの、動かないものこそが動くものをつくっている」と言われるなど、言葉の一つ一つが哲学的で深みがあって印象的でした。

ベネチア・ビエンナーレでは、命を吹き込まれた人形の物語「ペトルーシュカ」を独自の解釈で構築した作品を上演し、鬼気迫る踊りで素晴らしかったです。
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