​NHK自然へのいざない「砂漠の大地に生きものの知恵をみた~オーストラリア中央部」

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オーストラリア中央部の砂漠の大地に暮らす独特な生きものたちを見つめた回です。

乾燥大陸オーストラリアの中でも中央部は特に乾燥が激しく、この過酷な環境で生き抜くために、生きものたちに独特の進化をもたらしたということです。

オーストラリアを代表する動物、カンガルーは、後ろ足2本でジャンプして移動しますが、このほうが4本足で走るよりも速く走れて、エネルギーの消費も少ないそうで、見晴らしが良く食べ物が少ない乾燥地帯に最も適応した移動方法ということです。

雨季はなく、雨が降るときは突然降るという不安定な自然も生きものたちにとって厳しい環境だということですが、そのいつ降るとも知れない雨を地下でじっと待っているアナガエルという不思議なカエルがいました。アナガエルは、雨が長い間降らなくても、体が渇かないように粘膜を出して自分の体全体を包み込み、活動も抑えた状態で1年以上生きながらえることができるそうで、驚異的な生存方法でした。

他にもさまざまな方法でこの乾燥した大地を生き抜く動物たちがいて、生きもののたくましさや多様さ、不思議さを感じました。
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