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番組HPより)
織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三英傑は町づくりでも傑出していた!
「岐阜」「大阪」「名古屋」を見ながら三人の町づくりのすごさをタモリさんがスタジオで解き明かす
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スタジオで過去の放送を振り返りながら、お題「日本の都市の原点は三英傑にあり?」を探った回です。
信長の「岐阜」、秀吉の「大阪」、家康の「名古屋」の町づくりのポイントについて簡単に紹介があり、それらが現在の各都市の原形になっていることがよく分かりました。
信長は、水運・陸運の整備に力を入れ、岐阜を交通の要衝とし、楽市楽座という経済特区を設けるなどして、経済中心の町づくりを目指したということです。
秀吉は、大阪の大きな城下町を小さな町の単位で区割りする、町の区割りのし方がユニークでした。各通りを境界線にして区割りするのではなく、通りを挟んだ両側の家々を小さな町の単位とする「両側町」という手法で、通りを挟んで商人どうしのつながりができて、にぎわいが生まれる理にかなったもので、面白いと思いました。
家康は、秀吉の町割りをさらに進化させたような手法で名古屋の町づくりを行い、それが江戸の町づくりにも生かされたということです。
最後に、江戸、名古屋、大阪の現在の三大都市は、地形図で見るとある共通点があるということで解説があり、どれも共通して、戦いに有利なだけでなく、将来を見据えた町づくりになっていて感心しました。