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番組HPより)
「日本の植物学の父」と呼ばれる牧野富太郎。彼は、若き日、日本中の植物を採集して日本の植物図鑑を刊行することを夢見、生涯をかけて実現にこぎつけた。
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植物学者・牧野富太郎の生涯をたどりながら、最大の危機となる出来事に迫った回です。
好きな植物に没頭した富太郎は、草木を求めて全国各地を歩き回り、生涯で集めた標本は40万点にもなるそうです。
お坊ちゃん育ちの富太郎は、研究に湯水のごとくお金を使いますが、やがて故郷の造り酒屋が経営悪化で自由に使えるお金がなくなり、巨額の借金をしょい込むことに...。これが最大の危機となり、このとき彼がどういう選択をしたのか内面に迫りました。
富太郎がとった選択は、意外で大胆な方法でしたが、結果、この選択が功を奏して、この危機を乗り越えることができただけでなく、毎月の研究費も支援してもらえることになったそうです。
このとき自分を貫いた選択をしたからこそ、良い方向に向かったのではないかと思われました。