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番組HPより)
埼玉県の中央部を流れる元荒川。流域には田畑や住宅地が広がり、川沿いには豊かな緑が続く。元荒川で確認されている鳥類はおよそ100種、人里近くの野鳥の楽園だ。春の元荒川を訪ね、躍動する鳥たちの姿を見つめる。
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春、埼玉県の元荒川に息づく鳥たちを見つめた回です。
元荒川は、埼玉県の中央部を流れる長さ60キロほどの川で、かつては荒川の本流でしたが、約400年前の付け替え工事で現在の流れになったということです。
流域には田畑や住宅地が広がる人里近くですが、梅の花に集まるメジロやヒヨドリ、川べりで虫を捕るモズ、川の中で魚を狩るコサギなど、水辺にはたくさんの野鳥が見られました。
ある日、早春の冷たい雨が降りしきる中、食べ物を探すモズのオスの姿がありました。繁殖の季節を迎え、オスはメスに食べ物を渡してペアとなり、それから巣作りを始めるそうです。
3月下旬、川辺の竹やぶをのぞくと、モズの巣があり、メスが卵を温め、オスが食べ物を運んでくる様子が見られて微笑ましかったです。