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番組HPより)
“神の鳥”ライチョウは復活するのか!?標高2500m級の険しい山々を舞台に進められた、前代未聞の繁殖計画。絶滅を回避しようと奮闘する1人の鳥類学者を追った。
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2500m級の高い山にしか生息しない絶滅危惧種、ニホンライチョウの絶滅を防ごうと取り組む鳥類学者・中村浩志さんを追ったドキュメントです。
北アルプスと南アルプスには今もライチョウの生息が確認されますが、中央アルプス(木曽駒ヶ岳)では50年ほど前に姿を消したそうです。
その中央アルプスで去年、他の山から飛来して住み着いた1羽のメスが確認され、このメスに別の山から移植した卵を温めさせて繁殖させようとする計画に中村さんが環境省と共に挑んだ1年の記録でした。
中村さんは、ここで自分が頑張らないと、絶滅したトキと同じ運命をたどることになると言って、72歳ながら年100日以上山で過ごしライチョウ復活の取り組みをされていて、その強い思いを感じました。