​NHK クローズアップ現代+「熊本 復興めぐる“脆弱さ“ 避難続ける人たちの訴え」

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番組HPより)
熊本地震から3年。武田キャスターによる、故郷・熊本からのルポ。
通称「みなし仮設」(行政が費用負担し、アパートなどに仮すまい)に暮らす「現役世代」の深刻な実態が見えてきた。

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武田キャスターが故郷の熊本を訪れ、地震から3年が経ち見えてきた問題を取材した回です。

被災者の居住のためにプレハブで作られた「プレハブ仮設」に対して、既存のアパートなどへの仮すまいを「みなし仮設」と呼ぶそうですが、益城町の被災者は実に7割が「みなし仮設」に入居していることが分かったということでした。

プレハブ仮設は、一箇所にまとまって作られるため、ご近所さんがいてつながりが保たれ、見回りなどの支援も行き届くそうです。

一方、みなし仮設は、プレハブ仮設よりもすぐに入居できプライバシーが保たれるなどの利点はありますが、居住場所が町の外の各地に分散されるため、知らない土地で地域とのつながりを失ったり、通勤に時間がかかるようになったりして、体調を崩して生活が悪化している世帯が少なくないということで、一見外からは問題なさそうに見えて厳しい生活を余儀なくされている人たちがまだまだいる現実を伝えていました。
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