NHK歴史探偵「ヴェルサイユとマリ・アントワネット」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
「ベルサイユのばら」でも大人気のフランス王妃、マリ・アントワネット。壮麗なヴェルサイユ宮殿や人生の最期を迎えた監獄を海外調査。アントワネットの本当の素顔に迫る。

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マリ・アントワネットの素顔に迫った回です。

マリ・アントワネットは、オーストリアのハプスブルク家出身で、14歳のとき、フランスのルイ16世と政略結婚させられ、王妃としてフランスのために生活を捧げることを宿命づけられたということです。

ヴェルサイユ宮殿で優雅な暮らしをしていたかと思われましたが、実際は厳格なしきたりに縛られた上、プライバシーも何もなかったそうで、とても息苦しそうな暮らしでした。

アントワネットは、そんな生活から一時離れるため、宮殿から離れた所にある離宮プチ・トリアノンに通い、彼女のプライベート空間で過ごしたということです。

しかし、そうした行動が反感を買い、事実でない悪いうわさも伝わって、彼女の悪評がどんどん広がっていったそうです。それでもアントワネットは、世間の悪評を知った上で自らの道を歩き続けたということです。

それから、民衆が自由や平等の権利を求めて立ち上がった、フランス革命が起こりました。ルイ16世は処刑され、アントワネットは監獄に2か月入れられた後、裁判にかけられて死刑判決を受けますが、数奇な運命をたどりながらも自分の意志を貫いて生きた強い女性でした。
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