インドに生息するハヌマンラングールという猿の暮らしを見つめた15分番組です。
ハヌマンラングールは、インドの人々にとって神聖な生き物とされる猿。
灰色の被毛に覆われ、顔は真っ黒。1メートルもある細くて長い尾が特徴的な猿でした。
どんなものにも穏やかに接する猿だそうで、番組ではハヌマンラングールの群れの中で種類の違う赤毛ザルの母子が一緒に暮らしている場面が紹介されていて、その寛容で優しい性格がうかがえました。
ただ、人間が餌を与えている場所では、ハヌマンラングールどうしで争いや奪い合いが起こり、本来の優しい性格が失われつつあるということでした。