(番組HPより抜粋)
マダガスカル島南部、乾燥地帯の森に暮らすワオキツネザルは、白黒模様の長いしっぽが特長的な原始的なサル。哺乳類では珍しく「メス優位」の群れを作る。群れではメスがオスより強く、メスたちが群れの中心になっている。
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アフリカ大陸の沖にあるマダガスカル島の森に住むワオキツネザルの暮らしを見つめた15分番組です。
群れではメスが一番強く、メス優位の群れの仕組みになっていて、
オスは全く逆らえないそうです。
これは、メスが食べ物を優先的に得られるようにすることで、乾燥地帯の食料が不足することのある厳しい環境の中でも子育てがうまくいくようにできあがった仕組みということでした。
縄張り争いで群れどうしが戦うときもメスだけ。
ほとんどが子供連れの母親で、子供を抱えながら激しい攻防を繰り広げていました。
オスはケンカに全く加わらず、離れた場所から見ているだけで、いろいろな社会があるものだと思いました。