NHKダーウィンが来た!「海を支える“砂の魚”珍ライフ」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
世界中の海の豊かさを支える超重要な魚・イカナゴ。
海鳥や他の魚に食べられまくっているのに大繁栄を続けられる秘密とは?カギは砂を巧みに使う奇想天外な暮らしにあった!

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イカナゴの知られざる暮らしに迫った回です。

イカナゴは、大繁栄を続けることで海の生きものたちの命の糧となり、イワシと並んで海の生態系を支える重要な魚だということです。

全長約10センチ。生息場所は、海底に砂がある所で、瀬戸内海には「鹿ノ瀬」と呼ばれる海の大砂丘があり、鳥取砂丘の3倍の大きさで、イカナゴの一大繁殖地になっているそうです。

なぜ砂地の海域に暮らしているかというと、砂の中に潜って隠れることができ、敵から身を隠せるためということでした。頭から潜って、一瞬で砂の中に隠れることができ、このように一瞬で砂に潜れる魚はめったにいないそうです。

さらに、繁殖に備えるため冬眠ならぬ「夏眠(かみん)」をし、7月から12月まで半年間、砂に潜って出てこないということです。砂の中でも半年間、眠ったままエラで呼吸しているそうです。

海の中が天敵だらけのため、一生の多くを砂の中で過ごすという驚きの生存戦略で命をつなぎ、そして生態系を支えている魚でした。
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