インドネシア・スラウエシ島に生息し、独特の進化を遂げた鳥セレベスツカツクリの生態を見つめた15分番組です。
セレベスツカツクリは、にわとりほどの大きさで、全体は黒、腹部がピンクがかった白で、シックな美しい鳥でした。
その繁殖方法が一風変わっていて、地面に穴を掘って卵を産むと、土で覆って地熱を利用して卵を温めるというものでした。
それはこの島が火山活動が活発で、湧き出した温泉が川になって流れ周りの土地を温めるため、そうした地熱を利用できるということでした。
卵がふ化し、土の中からヒナが出てくる光景は、何とも不思議な感じがしました。
周りの環境を見事に利用して生きる姿がたくましいと思いました。