(
番組HPより)
長崎県・対馬。朝鮮半島まで50km。歴史の節目ごとに国境の島が果たしてきた役割をタモリさんがブラブラ歩いて解き明かす。
---
長崎県の対馬を訪れ、国境の島が果たした役割を解き明かした回で、2週に渡る回の前半です。
朝鮮半島まで50キロで、天気が良ければ韓国プサンの街が見えるそうです。
そんな大陸にとても近い島が果たした重要な役割の一つが、古くから大陸との交易ルートになったことで、遣唐使のルートにもなっていたということです。
対馬が交易ルートになったのには、大陸に近いだけではなく、入り江が複雑に入り組んだリアス式海岸になっているためで、とても波が穏やかで船の往来に適していました。また、展望台から眺める景色が絶景でした。
もう一つの重要な役割が、最前線に位置する国境の島として、国防の拠点となったということです。
島内には、約1350年前に築かれた金田城の城跡がありました。
白村江の戦いで唐と新羅が攻めてくる防備のために築かれた城でしたが、島内のわずかの地域にしかない石英斑岩という硬い地質のある山を選んで造られていて、古代の人の地質のことをよく分かっていて感心しました。