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番組HPより)
若狭湾に浮かぶ京都府舞鶴市の冠島。周囲4キロほどの無人島で、タブノキを中心とする緑の森に覆われている。夏の夕方、島に数万もの黒い影が近づく。翼を広げると1メートル以上もある海鳥、オオミズナギドリの大群だ。冠島は西日本最大の繁殖地。海鳥が命をつなぐ、冠島のひと夏を見つめる。
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夏、京都府舞鶴市の冠島(かんむりじま)で子育てをするオオミズナギドリを見つめた回です。
冠島は、周囲4キロほどの無人島で、国の天然記念物に指定され、上陸が厳しく制限されているということです。
島にはタブノキなど手つかずの森が広がり、この木の下の地面に巣穴を掘って子育てをしているのがオオミズナギドリで、西日本最大の繁殖地だということです。
親鳥はパートナーと交代で巣を守り、一方は海で魚を捕まえて島に戻ってくるのですが、着地が苦手で木の枝にひっかかったり、飛び立つ時も木に登ってジャンプ台にしたり、地上では不器用なのが愛嬌のある海鳥でした。
8月の終わり、巣穴にはふわふわのヒナの姿があり、まだ生まれて2週間ほどでおぼつかない様子で微笑ましかったです。