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番組HPより)
京都の中心を流れる鴨川の水系。上流にある貴船神社から、上賀茂神社、そして鴨川沿いの納涼床までをたどり、京都を支える川の秘密をタモリさんがブラブラ歩いて解き明かす。
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京都市の鴨川を上流から下流へたどりながらお題を解き明かした回です。
鴨川は、上流では貴船川、中流では鴨川など、場所によって名前がコロコロ変わる川だそうです。
はじめに訪れた上流の貴船川沿いにある貴船神社には、境内に水が湧いているところがあり、貴船神社は古くから鴨川の水源と考えられ、都を潤す水の供給源として厚く信仰されていたということです。
貴船川から7キロほど下ると、川の名前は賀茂川に変わりました。
この賀茂川の名前は、古代よりこの地域を治めていた豪族・賀茂氏に由来するということです。賀茂氏は自分たちの住む町に川から水を引き、農業用水などに使われたことで地域が発展したそうです。
市中心部の鴨川では、江戸時代以降の京都の発展に鴨川の水がどう利用されたのか探りました。
市内には高瀬川という鴨川から水を引き込んで作られた堀がありましたが、物資を運ぶために掘られたもので、この堀が内陸の京都から港町の大阪までを結ぶ重要な水路となり、京都の経済発展に大きく貢献したということです。
川をたどることで、鴨川が古くから京都の人々の暮らしと密接に関わり、町の発展を支えてきたことが分かりました。