NHKニッポンの里山「水といのち輝く神楽の里 宮崎県 高千穂町」

- 映画・テレビ鑑賞
(番組HPより)
神話の里・高千穂。中でも秋元神社のある集落は水の神を敬い自然を大切にしながら暮らす。収穫が終わる秋、神が里に降り夜神楽が奉納される。

---
再放送を視聴。
日本神話ゆかりの地として知られる宮崎県高千穂町。その標高500mを越える山の中にある秋元集落の里山を見つめた回です。

秋元集落は、周囲の山々から豊富な水が流れ、川沿いに家や田んぼが点在する潤いある素朴な里山でした。

山の中腹にある秋元神社では、境内に湧き出る湧水が「御神水」としてあがめられ、人々はそこに神様をまつり、潤いと実りをもたらしてくれる水に感謝しながら暮らしてきたそうです。

高千穂という地名の由来も、高い所に植える稲穂の風景とも言われ、
山を潤す水が稲を育んで恵みをもたらしてきたそうです。

晩秋には、五穀豊穣を祝う祭りがあり、夜を徹して舞を奉納する神事「夜神楽」が営まれるそうです。高千穂では集落ごとに氏神様をまつる社があり、夜神楽が受け継がれているということです。小さな集落の小さな祭りですが、水や自然に感謝の心を込めた神聖な儀式で素晴らしいと思いました。
続きを見る >>