概要(Amazonより引用)
「エヴァンゲリオン」シリーズの庵野秀明が総監督・脚本を手掛けた12年ぶりの日本版『ゴジラ』。突如として出現した巨大不明生物・ゴジラと対峙する日本の姿を、リアリティを追求したストーリーとドキュメンタリータッチの演出で描き出す。
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想像以上に監督の独自性が出ていて面白かったです。
圧倒的な力のゴジラに、人間が総力を結集して対峙していく様が現実的なプロセスで描かれていて見応えがありました。
ゴジラが市街地に進行し、街が破壊され人々が逃げ惑う様子や戦闘の場面などの描写がリアルで、こだわって作られているのが伝わってきました。
主人公はきびきびとしていて見ていて気持ちのよい人物でした。
主人公も加わる特別対策チームが設けられることになり、そのメンバーがくせのある人たちばかりで面白い展開でした。
そこでの会話は、早口で専門用語が飛び交い、何を言っているのかよく分かりませんでしたが、その情報量の多さが心地良いと思いました。
ゴジラは、得体のしれない雰囲気に満ちていて不思議な存在感がありました。何かを問いかけるような最後のシーンは印象的でした。