NHK エンディングカット

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
迫田結[ゆい](芦田愛菜)は海辺の町に住む高校3年生。父の和俊(佐藤隆太)と母の七海(広末涼子)は美容師で、夫婦で小さな美容室を経営している。小さい頃から絵を描くのが好きだった結は、美大への進学を目指し街の画塾に通っている。推薦入試を間近に控えた結は、ひと夏かけて一枚の絵を描き上げたものの、画塾の講師で尊敬する那須薫(マイコ)に何か足りないと指摘される。自分に足りないものは何かと思い悩む中、結には一つ気がかりなことがあった。

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絵を描くことが好きで、美大を目指す高校3年生のヒロインの成長を描いた物語です。

両親は共に美容師で、美容室を営んでいるのですが、なぜか父が出張で髪を切りにどこかへ出かけることが多く、主人公は気になっていました。ある日、葬儀場で父を見かけて問うと、納棺するご遺体の髪を切る「エンディングカット」という仕事をしていたことを知ります。

どうしてこういうことをしているのか理解できない娘に、父が、母を交えて話をしようとした矢先、状況が一変する出来事があり、娘は父と対立し自暴自棄に...。

学校を休み、絵を描くことも後ろ向きになっていましたが、ある時、絵の先生が言った言葉をきっかけに、自分と向き合おうとし始め、最後には笑顔が戻って成長する姿がありました。

重いテーマを扱ったお話でしたが、エンディングカットの場面を含めて爽やかに描かれていて心温まりました。
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