NHK古代マヤ大発掘

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
今から1000年以上前に突如衰退した古代マヤ。その謎に迫る調査が始まった。日本人研究者の王墓発掘に密着。

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5月に放送された再放送を視聴。メキシコ南東部、ホンジュラスなどの地域にかつて栄えた古代マヤ文明の遺跡の調査に密着した回です。

古代マヤ文明は、紀元4世紀から9世紀が最盛期で、ティカル、コパン、カラクムル、パレンケの四大王国を中心に栄えたということです。
しかし、9世紀後半に突如衰退。戦争説、内部抗争説、環境破壊説など考えられていますが、決定的原因は分かっていないそうです。その謎に迫るため、日本人研究者、金沢大学の中村誠一教授が今回の調査に挑みました。

ティカルには、高さ47mの石造りの神殿が残っていて、高度な文明だったことがうかがえました。また、緑色の翡翠(ひすい)でできた王のマスクは、石をモザイク状に組み合わせて作られたもので見事でした。

今回調査は、コパンにある2つの神殿を調査するもので、中村教授はこれら神殿の内部に王墓がある可能性があり、この王墓に文明衰退の謎を解くカギがあると考えていました。

終盤、発掘調査の前段階として、宇宙から降り注ぐミューオンを利用した特殊な透視調査で、内部を透視しようとしたところで番組が終わりとなりました。この続きがいずれ放送されると思いますが、調査の結果が気になります。
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