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番組HPより)
奈良県南東部の川上村、紀ノ川源流部に緑の森が広がる。三之公の森である。源流部の森で躍動する生きものたちを見つめる。
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春、奈良県南東部、三之公の森に息づく生きものたちを見つめた回です。
紀の川源流の水源の森として、川上村によって大切に保護されていて、500年以上前から人の手がほとんど入っていない生きものの楽園だということです。
春の森ではキバシリ、ミソサザイ、カケスなどが食べ物を求めて活発に動き回る姿がありました。1年を通じて60種近くの鳥が見られるそうです。
また、西日本有数のコケの宝庫でもあり、300種以上に及ぶそうです。
春は鳥たちの子育ての時期で、沢では、カワガラスが水に潜って獲物を捕まえては、岩と岩のすき間の巣で待つヒナの元へ運ぶ様子が見られました。
また、巣立ちしたばかりのカワガラスの子供が、自ら食べ物を探して岩の上をおぼつかない足取りで動き回り、その様子を近くで親鳥が見守っていて微笑ましかったです。