エルビス・プレスリーの生涯を「英語能」に、7月に東京、京都で上演 能面にモミアゲも 産経新聞
「ロックンロールの王様」といわれるエルビス・プレスリー(1935~77年)の生涯を、英語能にした舞台が7月、東京と京都で上演されるそうです。
700年の歴史を持つ能の基本様式を踏まえながら、シテ(主役)がモミアゲのあるプレスリーをモデルとした専用の能面をかけ、デニム素材を使った能装束が新調されるなど、日米文化が融合した異色の新作能だといいます。
旧来の能面では、エルビスと黒人役に合わないため、能面師に製作を依頼した。彫りが深くモミアゲのあるエルビスの面と、伝説的ブルース歌手ロバート・ジョンソンをモデルにした黒人の面が生まれたそうです。装束も、ワキのデニム素材の着物や、プレスリーのマークを紋にした裃などを新調したといいます。