軍艦島を3Dモデルで記録(動画)

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軍艦島を3Dモデルで記録
読売新聞

端島炭坑の閉山で無人となってから50年がたつ長崎市の端島(軍艦島)。

2015年に世界文化遺産に登録された一方で、島に残る建物が老朽化で崩落するなどし、年々少しずつ形を変えており、歴史を伝える建物群をいかに保存していくかが課題となっています。

読売新聞は今年11月13日、長崎市から特別な許可を得てドローンによる撮影を実施。今の端島の姿を様々な角度から立体的に記録・報道するため、計約3700枚の画像データから3Dモデルを構築したそうです。

島南部の「30号棟」は1916年に日本で初めて建設された鉄筋コンクリート造の高層住宅ですが、壁や天井などに多くの崩落が確認され、また、北部にある端島小中学校校舎は、7階建ての最上階部分が倒壊してしまっていたといいます。一方で、もともと草木がほとんどなかった島に草木が繁茂して建物を覆いつつあるそうです。
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