暑すぎてリスが溶けた? 木の枝や地面にベッタリ珍行動のワケは「熱を効率的に外に出すため」 東京・井の頭自然文化園 FNN PRIME
酷暑が続く中、東京・井の頭自然文化園で目撃されたのは、あまりの暑さで、体を大きく広げ、おなかを木にペターとつけ、とんでもない姿になったリス。
しかも、1匹だけでなく、園内至るところに。
なぜ、こんな格好なのでしょうか。
ただ休んでいるだけじゃない、リスの生存戦略があるといいます。
リスの飼育担当者:
「より効率的に自分の熱を(外に)出すために、地面にはいつくばったり、木の上で手を広げるような形で寝そべるような姿勢をとるリスというのは観察されています。」
汗をかくことができないリスは、体にたまった熱を外に放出させるために、冷たい地面や木の上で体を広げるそうです。
この行動は、6月から9月ごろの暑い日にのみ見ることができるといいます。