釧路湿原国立公園の隣に「メガソーラーの海」 環境保全への模索
朝日新聞
北海道釧路市の湿原地帯を東西に貫く道東道を車で走ると、両側に太陽光パネルが広がるといいます。
点々と小規模のパネルがあるところもあれば、東京ドームほどの土地を埋め尽くすかのように、十数台の大型パネルが置かれている場所もあるといいます。
この場所から約1キロ北に進むと、日本最大の湿原「釧路湿原国立公園」の範囲内に入るそうです。1980年に国内で初めてラムサール条約に登録され、貴重な生き物の生息環境を守ることが定められた場所だといいます。
タンチョウの営巣が確認され、環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定されるキタサンショウウオ(市天然記念物)の生息地でもあり、自然界への影響が懸念されています。