82メートルの大蛇が村練り歩く 水害供養の「大したもん蛇まつり」
毎日新聞
竹とわらで作られた長さ82・8メートルの大蛇が練り歩く「大したもん蛇(じゃ)まつり」の大蛇パレードが25日、新潟県関川村で行われたそうです。
地元住民や中学生ら約450人の担ぎ手が約4・8キロの道のりを約2時間半かけて練り歩いたといいます。約1万人の見物客が駆けつけ、重さ約2トンの巨大なヘビが大きくうねりながら近づくと、沿道から大きな歓声が上がっていたそうです。
村には、水害をもたらそうとした大蛇を村人が退治したという「大里峠」伝説があるといいます。まつりはこの伝説と、村内で34人の死者・行方不明者を出した1967年8月28日の羽越水害の供養をテーマに88年から毎年8月に行われているといいます。