【4K】大徳寺方丈を特別公開 10年に及ぶ大規模修理を前に
SankeiNews
鎌倉末期に創建された臨済宗の名刹、大徳寺(京都市北区)で、12月から始まる方丈(国宝)の大規模修復を前に、特別公開が行われたそうです。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため人数が制限されたものの、狩野派を代表する絵師、狩野探幽の襖絵などを間近で見ることができるとあって、人気を集めたそうです。
方丈(住職の居室)は江戸初期の1636年に建立。
各部屋には狩野派を代表する絵師、狩野探幽の障壁画(重要文化財)計84面が飾られているといいます。
方丈東側の庭は「七五三の庭」と称され、大名茶人として知られる小堀遠州の作庭で、特別名勝庭園。
方丈前の唐門(国宝)は、豊臣秀吉が造営し破却した聚楽第の遺構とされます。伝説の生物「蜃」などの動物とブドウなど植物約40種類が色彩鮮やかに立体的に彫られているといいます。