「枯れそうになると助けが」台風で傷付いた淡墨桜、満開
朝日新聞
樹齢1500年以上とされる国の天然記念物・淡墨桜(うすずみざくら、
岐阜県本巣市)が満開を迎えたそうです。
昨年の台風で大枝が4本も折れて心配されましたが、今年も見事な花を咲かせたそうです。これまで何度も枯死の危機を乗り越えてきたエドヒガンは、今回も多くの善意によって守られたといいます。
昨年9月の台風21号の被害で今年の開花が危ぶまれましたが、桜の危機に市民が動き、被災直後から寄付の申し出が相次ぎ、市への寄付金などで集まった資金によって、木に徹底した治療が施されたといいます。
「この桜は不思議な桜で、枯れそうになると誰かが手をさしのべて助けてくれる。これからもずっと花を咲かせてほしい」と、淡墨桜に関わるボランティアの方は話しています。