60年前活躍の路線バス復元 旭川、高度成長期の空気まとい
産経ニュース 動画: 共同通信
北海道旭川市のバス会社「旭川電気軌道」が、60年前に活躍した路線バスを復元したそうです。
円形の前照灯、丸みを帯びた銀色の車体に青の模様が施されたレトロなデザインが注目されています。珍しいのが前輪2軸、後輪はダブルタイヤの計3軸構造。8本のタイヤで高度成長期の大量輸送を担ったといいます。
三菱日本重工業(現三菱ふそうトラック・バス)が1960年代に製造した「MR430」。より多くの客を乗せられるよう、車体は現在の一般的な路線バスより約1メートル長く、車軸も重さに耐える設計だといいます。
普段は市内の同社施設で見学できるそうです。バスは定期運行はしませんが、通常の見学のほか撮影会なども開いて魅力を発信したい考えだといいます。