岡山)戦国の山城、多彩な防御で要塞化 倉敷・南山城跡
朝日新聞
岡山県倉敷市の真備町と船穂町にまたがる「南山(みなみやま)城跡」は、交通の要所に築かれ、小規模ながら様々な工夫を施した戦国時代の堅固な城であることが発掘調査で明らかになりましたが、川の付け替え工事のため、間もなく姿を消すそうです。
発掘調査は小田川と高梁川の合流点付け替え工事に伴い2017年に始まりましたが、西日本豪雨を受け工期を10年から5年に短縮。河川付け替え工事は23年度に完成予定といいます。
南山城跡の一帯では10月末から木の伐採などが、年明けごろからは山の掘削が始まるといいます。今月あった最後の現地説明会には、全国から計約640人が集まり、関心の高さを示したそうです。