甑島のトシドン子をしつけ 鹿児島、成長願い2年ぶり
共同通信
鹿児島県薩摩川内市の下甑島(しもこしきじま)で31日夜、青や緑の恐ろしげな仮面を着けた年神の化身「トシドン」が集落の家を訪れたそうです。
トシドンは、ユネスコの無形文化遺産の一つ。
2020年は新型コロナウイルスの影響で中止となったため、2年ぶりの開催。
トシドンは地元の方言で「年神様」を意味し、大みそかの夜に現れるといいます。約30センチの細くとがった鼻に、赤い目をつり上げて鋭い牙をむき、子どもの1年間の素行や行儀の悪い点を戒めたり、良い点を褒めたりするといいます。