北海道犬:アイヌの人々の相棒 人気も頭数減少で保存活動
毎日新聞
北海道原産の天然記念物「北海道犬(いぬ)」を紹介しています。
体高50センチ前後の中型犬で、ピンと立った三角の耳や、口元が引き締まった精悍な顔つきが特徴。
かつてアイヌ犬と呼ばれ、アイヌの人たちと生活を共にする犬だったそうです。
獣を狩る際の猟犬として、住居を守る番犬として、高い能力があり、粗食で寒さに強い体は北海道に適し、生活に無くてはならない存在だったといいます。
近年、携帯電話のテレビCMで知られるようになり、道外にも人気は広がっていますが、頭数は年々減少しているといい、道内の保存団体などが地道に保存活動を続けているそうです。