あの日、原爆ドームは残った かつての洋館で記者が見た核兵器の真実
朝日新聞
核兵器の惨禍を訴え続けてきた原爆ドーム(広島市)が世界文化遺産に登録されてから7日、25年になるそうです。
通常は立ち入りが制限されている敷地内からドームの現状を取材すると、76年前、人々の日常を一瞬で破壊した原爆の傷痕が、今も生々しく残されていたといいます。
原爆ドームは1915年に完成し、当初は「広島県物産陳列館」、被爆当時は「広島県産業奨励館」と呼ばれる3階建てれんが造りの洋館だったそうです。
大正時代に建てられた洋館は原爆の熱線と爆風に耐え、「原爆ドーム」として残り、1996年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。