「天然もの」たい焼き 札幌で焼き続け35年(動画)

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週6時間だけオープン 「天然」のたい焼き屋に行列 札幌
毎日新聞

たい焼きには天然ものと養殖ものがあるといいます。
一匹ずつ焼き上げる「一丁焼き」という製法のものを「天然」、鉄板で複数の型を使って一度に多く焼き上げるタイプを「養殖」とファンは呼ぶといいます。

札幌市東区の「札幌柳屋」は北海道内では珍しい「天然もの」を味わえるとあって、週6時間だけの限られた営業時間に多くの人が行列を作るそうです。

札幌柳屋の天然たい焼きの生地は限りなく薄く、パリパリ触感。口に入れると、自家製の甘さ控えめの粒あんから小豆の風味がよく香るといいます。一つ150円。

店主の目黒国夫さん(84)は東京・日本橋の柳屋で修業。
1964(昭和39)年に札幌の丸井今井の依頼で、当初1週間の予定で催事場で店を出したといいます。
「それが帰ろうとしたら、俺だけ残ってくれって」。
その後、道内各地の丸井今井に呼ばれ、好評を得ているうちに東京に戻らず、北海道に移住したそうです。85年に今の場所で独立・開店し、35年以上がたつといいます。
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