「恩返し」で私費10億円 尼崎城天守、駅前に姿現す
朝日新聞
明治の廃城令で取り壊された尼崎城の天守が145年ぶりに、兵庫県尼崎市の阪神尼崎駅近くに姿を現すそうです。
鉄筋コンクリート造りで再建され、高さは石垣部分を含めて約24メートル。10月に完成し、来年3月29日に内部の一般公開が始まる予定といいます。
3年前に旧ミドリ電化の創業者が「創業の地に恩返ししたい」と私費で新天守を建てる意向を表明。阪神尼崎駅近くの城址公園で工事を進めてきたそうです。
完成後は市へ寄贈され、歴史館として利用される予定だといいます。