中東一のモザイク、一般公開へ 日本支援、シェルター完成 パレスチナの宮殿遺跡 毎日新聞
パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のエリコ市で17日、ウマイヤ朝(7~8世紀)時代の代表的イスラム建築「ヒシャム宮殿遺跡」を保護するシェルターが日本政府の支援で完成し、遺跡内部が十数年ぶりに報道陣に全面公開されたそうです。
遺跡には中東一の規模を誇るモザイクがあり、今月下旬以降、一般公開される予定です。
モザイクの床は、この時代のイスラム美術を象徴する美しい幾何学模様や花柄が21色の自然石で作られています。
宮殿は、当時のイスラム指導者が冬の別荘として建設。
747年の地震で倒壊し、忘れられていましたが、20世紀前半に発掘されたといいます。