仰ぎ見る大地の彫刻　冬季限定、大雪山で絶景ツアー
朝日新聞

大雪山のふもと、北海道上川町・層雲峡にある渓谷「大函（おおばこ）」。石狩川の水がかれる冬の間だけ、大函の中を歩くことができるといいます。

春から秋にかけては水が流れていて、展望台から眺められるだけ。
冬季、層雲峡ビジターセンターが毎週土日に催しているツアーでは、長さ約５００メートルの渓谷の中を、スノーシューで歩くことができるそうです。

川幅約１０メートルの大函の両岸には、角形の岩が規則正しく並ぶ柱状節理（ちゅうじょうせつり）がそびえ立ち、途中には氷瀑（ひょうばく）や霜の結晶が天井を埋める洞窟があるといい、圧巻の景色が出迎えます。