人口減少社会に迫る“集落消滅”の危機
ANNnews
兵庫県宍粟市の山間にある阿舎利集落は、住人は栗山さん親子2人だけで、消滅の危機に瀕しているといいます。
かつては林業で栄え、終戦直後は10世帯約60人の住人がいたそうです。しかし、林業がすたれて仕事も無くなり、買い物に行くにも車で約30分もかかる不便さもあって、住民は徐々に集落を離れていったといいます。
栗山さんは、生まれた地で離れがたいが、これから先ずっといても何かあった時に迷惑をかけることになると憂慮しています。
22年後には、人口の急激な減少などによって全国の自治体の約半数が消滅の危機と言われ、阿舎利集落のように、すでに各地でその兆しが見え始めているといいます。