ペットになった元実験犬「しょうゆ」、獣医大生が譲渡願い出る
時事通信
北海道の獣医大学でこの春まで学生の実習用に使われていた元実験犬
「しょうゆ」(10歳)は、高齢のため別の実験に使われる予定でしたが、世話係だった女子学生の強い希望でペットとして譲渡されたそうです。
しょうゆの飼い主は酪農学園大(北海道江別市)獣医学類6年生の三宅史さん。三宅さんは4年の時から、しょうゆのえさやりなど世話をしてきたといいます。
以前から実習犬が高齢になったら研究用の実験に使われ安楽死処分されると聞いていた三宅さんは当時、大学に引き取りを願い出て、大学側が実験計画を再考し、譲渡が認められたといいます。
三宅さんの家族になった現在、動画では、一緒に訪れた北海道内のドッグランで、しょうゆが弾むように走っています。